ご挨拶

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心も身体も元気を取り戻してもらえるような

カフェむつみは本年5月で5年目に突入しますが、最初はドタバタしていた運営も少しづつ形になっています。
お出しする料理やケーキや飲物等は何の変哲もないものばかりですが、器類も含めて、できる限り手作りのものを心がけています。そして、昨日より今日は少しだけ美味しくなるようにと念じながら作っています。カフェはちょっと高台の市内を一望できる所に建っていますので、景色も料理に一助けしてくれればと考えます。
お客様がお帰りになる際に身も心も元気を取り戻ましたと言ってくださる時があります。コロナ禍で大変な状況は続いていますが、そんなお言葉をもらうと、もっと喜んでもらえるように頑張ろうと思います。
初春にあたり 本年も変わらぬおつきあいの程お願い致したくご挨拶申し上げます。
二〇二三年元旦

 

お客様が心おきなく寛げる場所になるように

 2019年5月10日にカフェをオープンさせてから、約8ヶ月が過ぎました。開店した当初は友人・知人が中心で、しばらくして店舗周辺の皆さんへの告知、さらに開店から半年後には地元情報誌に記事が掲載される機会に恵まれて、熊本市内を中心にその近隣の町まで「カフェむつみ」の存在を知られることとなり、少しずつお客様の数も増え軌道に乗りつつあります。

 私達は心が帰る場所、安心して弱音が吐ける場所、そんな拠りどころになる場所を創りたいという目的でカフェを開店しました。まだまだ道半ばですが、自然とビルや街並みが一体化した環境で鳥たちのさえずりやBGMを聴きながら、ゆったりとした空間で食し、本音を語り合える場所になるよう努力してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2020年1月9日

 

Cafeむつみを開店するにあたって 

 昔から、プラモデルとか作ることが好きだったのですが、35歳くらいの時に陶芸をやりたいと思い始め、最初は経験者に手ほどきをしてもらいました。

 しかし、教えて下さった方もプロではなかったので、2~3回くらい初歩的なテクニックを習った段階で、要は自分で努力してやるしかないという見解になり、陶芸本等を仕入ながら独学で陶芸の道を進めることになります。そのうち、自分が作った器で料理が提供できたらなあとの思いになり、「男の手料理」と銘打った教室に7年間通いました。

 ただ、それは趣味の域を超えるものではなく、実現するものではありませんでした。そして、月日が流れ、サラリーマン人生を全うする年齢となってしまいました。妻とは常々いつかは二人で飲食店みたいなものをやりたいねって話していました。

 そんな時、2016年に熊本地震を経験しますが、私は福岡に単身赴任をしており、妻が大変な思いをしている時に寄り添うことができませんでした。その翌年、単身赴任生活は16年目を迎え年齢も59歳となり、二人で何かをやるなら今しかないとの思いに至り、早期退職の道を選ぶこととしました。

 この度、素人のカフェ開店となり不安だらけの出発ですが、手探りの中で一歩づつ、何かを得るための第二の人生を進めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いたします。

2019年5月10日